護衛艦「ちょうかい」改修完了、米国製巡航ミサイル「トマホーク」発射可能に
護衛艦「ちょうかい」改修完了、トマホーク発射可能に

防衛省は3月27日、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」が米国カリフォルニア州サンディエゴの海軍基地で改修を完了し、長射程の米国製巡航ミサイル「トマホーク」を発射可能になったと正式に発表しました。この改修により、同艦は射程1600キロメートルを超えるトマホークを搭載し、敵のミサイル発射拠点などを攻撃する「反撃能力」の重要な柱として機能するようになります。

式典での意義強調と今後の計画

サンディエゴの海軍基地で開催された式典には、日米両国の関係者が多数出席しました。海上自衛隊水上艦隊の伍賀祥裕司令官は式典後、報道陣に対して「反撃能力は日本への侵攻を未然に防ぐ有効な抑止力になる」と述べ、その戦略的意義を強調しました。さらに、同司令官は8月までに実射試験を行う考えを明らかにし、技術的な検証を進める方針を示しました。

艦の帰還と任務再開

改修を終えた「ちょうかい」は、9月中旬に日本に戻り、通常の任務に就く見通しです。これにより、海上自衛隊の防衛能力が一段と強化され、地域の安全保障環境に新たな展開をもたらすことが期待されています。

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防衛省の長期的な改修計画

防衛省は、今回の「ちょうかい」の改修を皮切りに、海上自衛隊が保有する全8隻のイージス艦について、順次トマホーク発射能力を付与する改修を進める計画です。これに伴い、最大400発のトマホークを取得する予定で、日本の防衛体制の大幅な強化を目指しています。

この動きは、近年の安全保障環境の変化に対応するため、防衛省が推進する「反撃能力」構築の一環として位置づけられています。トマホークの導入により、日本はより広範な脅威に対処できる能力を獲得し、抑止力の向上を図ることになります。

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