トランプ氏、不法移民対策で異例の任期分予算一括確保 総額700億ドル
トランプ氏、不法移民対策で任期分予算を一括確保

米国のトランプ大統領は10日、不法移民対策に関する総額700億ドル(約11兆2000億円)の予算案に署名し、成立させた。この予算案は、トランプ氏の残り任期分を一括して確保する異例の内容となっている。

異例の予算確保の背景

トランプ氏は記者団に対し、「国境を守るために必要な資源を確保できる」と述べ、この予算案の重要性を強調した。通常、米国の予算は単年度ごとに議会で審議されるが、今回は残り任期全体の予算を一括で確保する措置が取られた。

事件が引き金に

今年1月、中西部ミネソタ州ミネアポリスで、不法移民を取り締まる連邦捜査官が男女2人を相次いで射殺する事件が発生。この事件を受け、野党・民主党は移民・関税執行局(ICE)の抜本的な改革を要求し、予算案への反対姿勢を強めていた。

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共和党が特別措置で可決

与党・共和党は、通常の予算案とは異なり、民主党の賛同がなくても過半数で可決できる特別措置を活用し、審議を強行した。この特別措置により、民主党の反対を押し切って予算案が成立した。

今後の影響

この予算案の成立により、トランプ政権は残り任期を通じて不法移民対策に集中的に取り組むことが可能となる。一方で、民主党はICEの改革が行われないまま予算が確保されたことに強く反発しており、今後の政治対立が激化する可能性もある。

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