トランプ米大統領は10日、イランが戦闘終結に向けた交渉を意図的に引き延ばしていると非難し、「本日も再び激しい攻撃を仕掛ける」と予告した。イラン国内のインフラを標的にした攻撃再開を示唆し、早期の停戦合意を迫った。ホワイトハウスで記者団に対して語った内容によれば、インフラ攻撃に踏み切れば、4月に始まった停戦が不安定化する恐れがある。
米軍ヘリ墜落を受け報復攻撃
ホルムズ海峡上空で8日、米軍の攻撃型ヘリコプターが墜落したことを受け、トランプ氏は9日にイランへの報復を表明。米中央軍は海峡周辺の防空施設や地上管制施設、監視レーダーを攻撃していた。この攻撃は、イランの軍事能力を削ぐ目的で実施されたとみられる。
FOXニュースの報道とトランプ氏の見解
FOXニュースは10日、トランプ氏が電話インタビューで、イランの橋や発電所に新たな攻撃を近く命じる可能性があると述べたと報道。トランプ氏は記者団に対して詳細な対応を明言しなかったものの、「実行可能だ」と述べ、攻撃の可能性を否定しなかった。また、イランが核兵器を保有しないことに「同意している」と改めて主張。米側としては交渉を終えているとの認識を示し、「イラン側は文書に署名するべきだ」と求めた。
この発言は、イランとの緊張が高まる中でのものであり、国際社会の注目を集めている。停戦合意が成立しなければ、さらなる軍事衝突のリスクが高まると懸念されている。



