イスラエル国防省が2日に発表したところによると、2025年の防衛装備品の輸出額が192億ドル(約3兆円)に達し、過去最高を記録した。これは前年比で約30%の増加であり、5年連続で過去最高額を更新する快挙となった。
戦闘が需要を押し上げる
イスラエルがイランやレバノン、パレスチナ自治区ガザで戦闘を続ける中、欧州やアジア諸国が同国の防衛技術を積極的に導入している。国防省の担当者は「イランとの戦争やあらゆる作戦での成果によって、イスラエルの防衛技術に対する国際的な需要を押し上げた」と述べている。
品目別の輸出割合
品目別では、ミサイル・ロケット・防空システムが29%と最も多く、監視・光学電子システムが22%、レーダー・電子戦装備が11%と続いた。これらの高度な技術が各国の防衛力を強化するために不可欠となっている。
地域別の輸出先
地域別では、欧州が36%と最も多く、アジア・太平洋地域が32%、中東・北アフリカが15%だった。イスラエルの防衛技術は世界中で高い評価を受けており、特に欧州とアジアでの需要が顕著である。
イスラエル国防省は、この輸出額の増加が国家安全保障の強化にも寄与すると期待している。今後のさらなる技術開発と国際協力の拡大が注目される。



