NY株、953ドル安の大幅反落 3週間ぶり5万ドル割れ、原油高で売り膨らむ
NY株、953ドル安の大幅反落 5万ドル割れ

10日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は大幅に反落し、前日比953.33ドル安の4万9918.78ドルで取引を終えた。終値としては5月19日以来、約3週間ぶりに節目の5万ドルを割り込んだ。

下落の背景

中東情勢の緊迫化を受けた原油価格の上昇や、米国のインフレ加速への懸念が市場全体に広がり、売り注文が膨らんだ。トランプ米大統領は、イランが戦闘終結に向けた交渉に時間をかけすぎていると非難し、攻撃強化を表明。これが地政学的リスクを高め、投資家心理を冷やした。

インフレ指標の影響

また、5月の米消費者物価指数(CPI)の前年同月比の伸びが約3年ぶりの大きさとなったことも、投資家のリスク回避姿勢を強めた。インフレ長期化への警戒感から、株式売却が加速した。

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ナスダックも続落

ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、509.32ポイント安の2万5169.50となった。個別銘柄では、建設機械のキャタピラーや半導体のエヌビディアの下落が目立った。一方、飲料のコカ・コーラは買われた。

市場関係者は「当面は中東情勢とインフレ動向が焦点となる」と指摘しており、今後の展開が注目される。

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