韓国とEU、情報保護協定の交渉開始で合意 李大統領が防衛協力に意欲
韓国とEU、機密情報協定交渉へ 李大統領意欲

韓国と欧州連合(EU)は10日、ブリュッセルのEU本部で第11回首脳会議を開催し、安全保障や防衛を含む幅広い分野における機密情報の交換を可能にする「情報保護協定」の交渉開始で合意した。EUは日本とも同様の協定の交渉開始を、昨年の定期首脳協議で表明している。

李大統領、欧州との防衛協力に意欲

首脳会議後の記者会見で、韓国の李在明大統領は「国際秩序が不確かさを増しており、インド太平洋地域と欧州の安全保障は、より一層密接に関連している」と述べ、欧州との防衛協力進展に強い意欲を示した。李在明大統領は、北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の台頭など、地域の安全保障環境が厳しさを増す中で、EUとの連携強化が不可欠との認識を示した。

EU委員長も関係深化を評価

EUのフォンデアライエン欧州委員長も「韓国はインド太平洋地域や世界で、欧州の最も緊密な仲間だ」と評し、経済関係だけでなく安全保障面での関係深化を訴えた。両首脳は、北朝鮮問題や気候変動、デジタル分野での協力強化についても意見交換を行った。

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デジタル貿易協定も締結

韓国とEUは同日、デジタル貿易協定も締結した。この協定は、2011年に発効した自由貿易協定(FTA)を補完するもので、電子署名の使用を可能にすることや、オンライン取引での消費者保護強化などが盛り込まれている。両者は、デジタル経済の成長を促進し、データの自由な流通と高いレベルの個人情報保護を両立させることを目指す。

今回の首脳会議では、インド太平洋地域の安定に向けた協力や、サプライチェーンの強靭化、エネルギー安全保障などについても議論が行われた。韓国とEUは、今後も戦略的パートナーシップを深化させ、国際社会の課題解決に共同で取り組む方針を確認した。

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