米国、インドとの関係修復へ ルビオ国務長官が訪問、クアッド外相会合に出席
米国、インドとの関係修復へ ルビオ国務長官訪問

ルビオ米国務長官は23日、インドに到着し、26日までの日程で日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国協力枠組み「クアッド」の外相会合に出席するほか、モディ首相らとの会談に臨む。トランプ政権は中国けん制や、インドと関係の深いイランへの圧力を見据え、ぎくしゃくするインドとの関係修復に乗り出す方針だ。

ルビオ氏の日程とインド訪問の狙い

ルビオ氏は23日、首都ニューデリーでモディ首相を表敬訪問した。24日にはジャイシャンカル外相と会談し、26日にクアッド会合に出席する。また、北部アグラや西部ジャイプールも訪れる予定で、文化交流や観光面での連携も模索する。

ルビオ氏は21日、南部フロリダ州で「インドは素晴らしいパートナーだ」と述べ、インドとの協力に意欲を示していた。今回の訪問は、その言葉を具体化する場となる。

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米印関係の現状と課題

米印関係を巡っては、トランプ大統領が昨年5月に起きたインドとパキスタンの武力衝突の停戦を仲介したと繰り返し主張し、モディ氏の反発を招いた。さらに、トランプ政権は同年8月、インドがロシア産原油購入を続けているとして制裁的関税を課し、関係が険悪化していた。

こうした背景から、今回のルビオ氏訪問は、両国間の溝を埋める重要な機会と位置づけられている。特に、中国の影響力拡大への対抗や、イランへの圧力強化を視野に入れた戦略的な関係修復が期待される。

クアッド外相会合の意義

クアッドは、インド太平洋地域の安全保障や経済協力を目的とした枠組みで、今回の外相会合では、中国の海洋進出やサプライチェーンの強靭化などが議題となる見通し。米国はインドとの連携を強化することで、地域でのプレゼンスを高めたい考えだ。

ルビオ氏は、クアッド会合の場でもインドとの協力関係を強調し、具体的な協力プロジェクトを打ち出す可能性がある。

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