中朝首脳、対日米で結束強化 習主席が覇権主義と軍国主義復活に反対
中朝首脳、対日米で結束 習主席が覇権主義反対

中朝首脳、対日米で結束を強化

中国の習近平国家主席は、北朝鮮の平壌で8日に開かれた金正恩朝鮮労働党総書記との夕食会に出席し、日米を念頭に「覇権主義」と「軍国主義の復活」への反対を表明した。中国国営メディアが10日に報じたところによると、金正恩氏はこれに対し、中国と台湾を不可分の領土とする「一つの中国」原則を支持すると応じた。これにより、中朝首脳が対日米で結束を強めた形となった。

習主席の訪朝と発言の背景

習氏は8日から9日にかけて北朝鮮を訪問。この訪朝に先立ち、北朝鮮の党機関紙である労働新聞への寄稿文で同様の言及を行っていたが、平壌滞在中の発言として確認されたのは初めてである。習氏の訪朝は7年ぶりとなる。両首脳は、中朝友好協力相互援助条約の締結から65年となる来月を、中朝関係強化の重要な節目と位置付けている。

日米の動きとの関連

一方、日米両政府は東京で8日から9日にかけて、米国が核を含む戦力で日本防衛に関与する「拡大抑止」についての外務・防衛当局高官級協議を開催した。この協議では、中国の核戦力増強について議論し、北朝鮮の非核化に向けて取り組むことを確認した。中朝首脳の結束強化は、こうした日米の動きに対する対抗措置とみられる。

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