清水建設、ケニアで人材育成拠点開設へ 日本語教育と長期研修でアフリカ市場に本格参入
清水建設、ケニアで人材育成拠点 日本語教育と長期研修でアフリカ進出

ゼネコン大手の清水建設が、アフリカ東部のケニアに人材育成拠点を開設することを明らかにした。2050年には人口が25億人に達すると予測されるアフリカ市場への本格進出を視野に入れた戦略的な取り組みである。同社は現地の大学と連携し、採用した人材に日本語を教えた後、日本での長期研修を実施。その後、アフリカ市場での事業展開に投入する計画だ。

現地大学との連携と研修プログラム

10日、ケニアの首都ナイロビで、清水建設は2つの大学と覚書を締結した。拠点は来年1月に稼働開始の見込みで、建築や土木を専攻した大学卒業生5~10人を毎年選抜し、1年間にわたって日本語教育を行う。その後、日本の施工管理現場で5~10年間の実務経験を積ませ、ケニアに戻ってインフラ事業の監督などを任せる構想だ。

アフリカ市場への本格進出

アフリカは急速な人口増加と経済成長により、インフラ需要が拡大している。清水建設は今回の人材育成を通じて、現地のニーズに合った建設サービスを提供し、長期的な事業基盤を築く狙いがある。同社はこれまでも海外事業に力を入れてきたが、アフリカでの本格的な拠点開設は初めてとなる。

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今回の取り組みは、単なる事業展開にとどまらず、現地の雇用創出や技術移転にも貢献するものと期待される。清水建設の藤田仁専務執行役員は「ケニアの人材とともにアフリカのインフラ整備に貢献したい」と述べている。

今後の展望

拠点開設後は、毎年選抜された人材が日本語と日本の施工技術を学び、将来的にはアフリカ各地のプロジェクトで活躍することが見込まれる。清水建設はこのモデルを他のアフリカ諸国にも展開する可能性も検討しており、アフリカ市場でのプレゼンス強化を図る。

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