中国国営メディアは10日、河野洋平元衆院議長が8日に89歳で死去したことを報じた。新華社は、河野氏が慰安婦問題を巡り、1993年に発表した「河野談話」で旧日本軍の関与を認め、おわびと反省を表明したと伝えた。
河野談話の意義
河野談話は、従軍慰安婦問題に関する政府の公式見解として歴史的に重要な位置づけを持つ。中国メディアはこの談話に特に焦点を当て、河野氏の功績として強調している。
日中友好への貢献
中国メディアは、河野氏が過去に日本国際貿易促進協会の会長として王毅外相と面会したことに触れ、日中関係の「友好事業に尽力し、両国の交流推進を実践した」と評した。河野氏の死去は、日中関係の象徴的な人物を失ったとの受け止めも広がっている。
河野氏は1993年8月、官房長官として河野談話を発表。その後、衆院議長などを歴任し、長年にわたり日中友好に尽力した。中国側は、河野氏の姿勢を高く評価してきた。



