ドイツのメルツ首相率いる連立政権の一角を占める中道左派の社会民主党(SPD)と、野党の緑の党、左派党は4日、X(旧ツイッター)を今後利用しないと表明した。各党はXが右派ポピュリズム的なコンテンツやヘイトスピーチ、偽情報を助長していると批判している。
SPDの声明と写真
SPDはフェイスブックに「われわれは右派ポピュリズム的なコンテンツやヘイトスピーチ、偽情報を助長するプラットフォームを支持したくない」と投稿。さらに、Xを所有する実業家イーロン・マスク氏が演台に立ち、右手を斜め前に突き出すナチス式敬礼をしているように見える写真を添付した。
緑の党と左派党も同調
環境保護や反原発を掲げる緑の党と、旧東ドイツの社会主義統一党(共産党)の流れをくむ左派党も、X上で同様の方針を発表した。これにより、ドイツの主要政党の一部がソーシャルメディアプラットフォームの運営方針に抗議する形となった。
Xは以前から偽情報やヘイトスピーチの拡散を許容しているとの批判が強く、今回の決定はドイツ政治におけるソーシャルメディアの影響力と責任を問う動きとして注目される。



