ドイツ当局、スパイ容疑でカザフスタン人拘束
【ベルリン共同】ドイツの捜査当局は28日、ロシアの情報機関に対してドイツによるウクライナへの軍事支援に関する情報を提供していたとして、スパイ活動に関与した疑いでカザフスタン人の男をベルリン市内で拘束した。この件について検察が29日に明らかにした。
検察の発表によると、この男は昨年5月以降、ロシアの情報機関と継続的に接触していた。具体的には、ロシアの侵攻を受けているウクライナに対するドイツの軍事支援の内容や、無人機やロボットを開発する防衛企業に関する情報を提供していた疑いが持たれている。
さらに、男は破壊工作に適した施設に関する情報を伝えたほか、スパイ活動のための人員を勧誘することも申し出ていたという。捜査当局は、男の行動がドイツの国家安全保障を脅かすものであるとみて、詳しい経緯を調べている。
ドイツはウクライナに対して軍事支援を継続しており、ロシアによる情報活動の標的となるケースが増加している。今回の拘束は、そうした状況下での新たな摘発事例となる。



