栃木県がまとめた2025年の県観光客数推計調査結果によると、県内の入り込み客数は前年比0.9%増の9076万2000人、宿泊数は同5.1%増の872万9000人となり、いずれも5年連続で増加したことが明らかになった。特に外国人宿泊数は17.4%増の32万8000人と過去最高を記録し、インバウンド(訪日客)を含む誘客が順調に進んでいることが示された。
市町別の入り込み客数
入り込み客数を市町別で見ると、宇都宮市が1546万8000人で最多。次いで日光市が1073万5000人、那須塩原市が830万6000人と続いた。月別では8月の1114万5000人が最も多く、紅葉シーズンの11月が945万9000人で2位となった。
宿泊数の市町村別ランキング
観光客の宿泊数を市町村別で見ると、日光市が310万8000人で最多。那須町が208万5000人、宇都宮市が193万1000人と続いた。月別では3月の前年比8.9%増をはじめ、全ての月で前年を上回る好調な推移を示した。
外国人宿泊数の詳細
外国人宿泊数を市町村別に見ると、日光市が18万3000人でトップ。宇都宮市が7万9000人、那珂川町が1万8000人と続いた。那珂川町はゴルフ団体客の誘致などが功を奏し、上位に入った。国・地域別では台湾からの宿泊者が5万人で最多。中国、韓国がこれに続いた。
この調査結果は、栃木県の観光振興策が着実に成果を上げていることを示している。特に外国人観光客の増加は、地域経済への波及効果が期待される。



