四日市の体操選手2人、アジア大会日本代表に内定 美しさと難易度追求
四日市の体操選手2人、アジア大会代表に内定

三重県四日市市にある相好体操クラブに所属する岡村真選手(21)=四日市大3年=と金田希一選手(24)が、今秋開催される愛知・名古屋アジア大会の体操日本代表にそれぞれ女子代表、男子代表として内定しました。最終選考を兼ねた5月のNHK杯で好成績を収め、出場権を獲得した両選手は、メダル獲得に向けて厳しい練習に励んでいます。

岡村真選手:安定感と美しさで勝負

岡村選手はNHK杯の個人総合で4位に入賞しました。得意とする平均台では、2日目の最初の技である伸身宙返りでふらつきが見られたものの、その後は持ち前の安定した演技で持ちこたえ、同種目でトップの成績を残しました。「納得のいく演技ができず、悔しかった」としながらも、「10センチ幅の台の上で自分の力を試せた」と前向きに語ります。

昨年から強化に取り組む段違い平行棒でも、2日目にトップに立ちました。「新しい技にも挑戦し、本番までに間に合うか不安もあったが、安定した演技ができるようになり、評価されてうれしい」と笑顔を見せます。アジア大会に向けては、「自分らしい、手先や足先まで美しい演技をして、団体での金メダル獲得に貢献したい」と決意を述べました。

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金田希一選手:つり輪のスペシャリスト、高難度技を追求

「つり輪のスペシャリスト」と評される金田選手は、NHK杯のつり輪でトップに立ちました。「及第点」と冷静に振り返ります。昨年10月の世界選手権では、直前の練習の着地で左足首の靱帯を損傷。強行出場したものの不完全燃焼に終わりました。しばらく着地技を封印していましたが、4月の全日本選手権で再挑戦。NHK杯では演技全体の難易度をさらに高め、着地も成功させました。「恐怖心もあったが、むしろけがを再発しないように意識して練習できた。今となっては良い経験」と捉えています。

金田選手は空中で静止する「力技」にこだわりを持ちます。腕を伸ばしたまま体を床と平行に傾ける難易度の高い技では、自身の演技を映像で確認しながら、1度単位で角度を調整し、減点を最小限に抑えます。つり輪の魅力について、「他の種目に比べ華はないけれど、一目では分からない細かい姿勢の変化で大きな点数の変化につながるところ」と語ります。

アジア大会に向けては、「より難易度の高い技はできている。本番の演技に組み込めるレベルにまで引き上げたい」と磨きをかける覚悟です。

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