群馬県は、2025年の県産農畜産物および加工品の輸出額が前年比6.3%増の19億7470万円に達し、5年連続で過去最高を更新したことを発表した。米国の関税措置の影響で北米向け牛肉輸出は減少したが、県産生乳を使用した乳製品やこんにゃく加工品、米粉などの輸出が伸び、全体を押し上げた。
品目別の輸出動向
品目別では、畜産物が11億4698万円(前年比3.4%増)で最も高い輸出額を記録した。こんにゃく加工品は健康食品として海外での認知度が高まり、6億3248万円(同20.7%増)と大幅に増加した。穀類も、県産原料を使った米粉の輸出増加などを背景に825万円(同約6.5倍)となった。
輸出先地域別の状況
輸出先地域別では、欧州が6億6363万円で全体の33%を占めトップ。北米が4億4643万円、東南アジアが3億5516万円で続いた。
今後の輸出拡大策
県は本年度、欧州のレストラン関係者向けに県産牛肉のカッティングセミナーを開催するほか、こんにゃく加工品を中心に海外展示会への出展を継続し、輸出拡大を目指す。



