カナダ、16歳未満のSNS利用制限法案を提出、生成AI規制も
カナダ、16歳未満のSNS利用制限法案を提出

カナダ政府、子どものSNS利用制限法案を提出

カナダ政府は10日、16歳未満のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用を制限する法案を下院に提出した。この法案は、未成年者のオンライン上の安全を確保することを目的としており、対話型生成AIに対しても有害なコンテンツを生成するリスクを低減する措置を講じるよう義務付けている。カナダメディアが報じたところによると、法案の詳細は今後審議される見通しだ。

背景:子どものSNS利用を巡る国際的な動き

子どものSNS利用を巡っては、オーストラリアが2024年12月、世界で初めて国家レベルで16歳未満の利用を禁止する法律を施行した。これに続き、各国でも規制を進める動きが加速している。カナダの今回の法案は、オーストラリアの先例を参考にしたものとみられる。

生成AIリスクへの対応

特に注目されるのは、対話型生成AIに対する規制だ。カナダ政府は、利用者の質問に自然に回答する生成AIについて、有害なコンテンツを生成するリスクを低減する措置を講じるよう義務付ける。これは、2024年2月に西部ブリティッシュコロンビア州で発生した銃乱射事件が契機となっている。当時18歳の容疑者が対話型AI「チャットGPT」と銃撃のシナリオについて会話していたことが判明し、AIの悪用リスクが浮き彫りになった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

今後の展望

カナダ政府は、この法案を通じて子どもたちをオンライン上の脅威から守るとともに、生成AIの適切な利用を促進したい考えだ。法案が成立すれば、カナダはオーストラリアに次いで子どものSNS利用を制限する先進的な国となる。今後の審議過程が注目される。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ