マリで複数都市同時攻撃、アルカイダ系過激派が犯行声明 16人負傷
マリ複数都市攻撃、アルカイダ系過激派が声明 16人負傷

マリ首都など一斉攻撃、過激派が犯行声明

2026年4月25日、西アフリカのマリにおいて、首都バマコや中部、北部の複数の都市が武装集団による同時攻撃を受けました。マリの軍事政権によると、軍関係者と民間人を合わせて16人が負傷しました。国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派「イスラムとムスリムの支援団(JNIM)」が、北部の遊牧民トゥアレグの反政府勢力と共同で攻撃を実行したとの犯行声明を発表しました。AP通信などが伝えています。

近年最大規模の攻撃

この攻撃は、近年マリで発生した過激派によるものとしては最大規模とみられています。JNIM側は声明で、北部の要衝キダルを掌握したと主張。一方、マリ軍事政権は反撃に転じ、「状況は制御下にある」と表明し、過激派側の戦闘員多数を殺害したと説明しました。

首都バマコでは国際空港などが標的となり、夜間外出禁止令が発令されました。また、北部の重要都市ガオ、中部のセバレやモプティでも攻撃があったと報じられています。

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背景:クーデターとロシア接近

マリでは2020年以降、2度のクーデターが発生し、権力を掌握した軍事政権はロシアに接近。テロ対策で駐留していた旧宗主国フランスの部隊を撤退させ、国連平和維持活動(PKO)部隊も撤収しました。こうした状況が過激派の活動を許す要因となった可能性があります。

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