フランス大統領、トランプ氏への連帯を強調
【パリ共同】フランスのマクロン大統領は26日、トランプ米大統領が出席した夕食会が開かれたホテルで発生した発砲事件に関し、X(旧ツイッター)で「民主主義に暴力の場所はない。トランプ氏を全面支持する」と表明した。イラン情勢を巡り関係が悪化するトランプ氏への連帯を強調する内容だ。
マクロン氏は声明で、民主主義の原則に基づき、暴力行為を断固として非難。トランプ氏との連帯を明確にし、国際社会の安定を訴えた。また、事件の早期解決と関係者の安全を願う意向を示した。
スペイン首相も非難、国際社会の結束呼びかけ
同じくトランプ氏と対立が深まるスペインのサンチェス首相も、この事件を強く非難した。サンチェス氏は「人類は民主主義、共生、平和を通してのみ前進する」と訴え、暴力に頼らない対話の重要性を強調した。両首脳の声明は、トランプ氏への支持と民主主義の価値観を再確認するものとなった。
事件は、トランプ氏が出席していた夕食会の会場となったホテルで発生。発砲があったものの、負傷者は出ず、容疑者はその場で逮捕された。現在、動機など詳細な調査が進められている。
トランプ氏と欧州首脳の関係に影響も
今回の事件は、イラン情勢を巡って対立するトランプ氏と欧州首脳の関係に新たな波紋を広げる可能性がある。マクロン氏とサンチェス氏の異例の連帯表明は、民主主義の共通の敵に対する結束を示すと同時に、今後の外交関係に影響を与えるとみられる。



