ロシアによるウクライナ侵攻は11日、第1次世界大戦が続いた1568日間を上回った。トランプ米政権がイラン対応に追われる中、ロシアとウクライナの仲介による和平交渉は進展していない。ウクライナのゼレンスキー大統領はロシア内陸部への長距離攻撃を拡大し圧力を強めて交渉を迫るが、プーチン大統領は応じず、膠着状態が続いている。
長期化する戦争
ロシアの侵攻は1月に第2次世界大戦の独ソ戦の日数を既に超えており、長期化の一途をたどっている。前線では消耗戦が続き、戦場で普及した無人機の開発競争が過熱している。
ウクライナ軍の無人機攻撃
ウクライナ軍は10日、ロシア南部サマラにある石油最大手ロスネフチの製油所や、ロシアの占領が続く東部ドネツク州マリウポリ港の複数の施設を無人機で攻撃したと発表した。ゼレンスキー氏は無人機を運用する部隊の実績を評価し、6月11日を無人システム部隊の日とする大統領令に署名した。
ウクライナ外務省の見解
ウクライナ外務省のチーヒー報道官は10日の記者会見で、ロシアに侵攻が戦略的誤りだったと認識させるには、あらゆる圧力をかけるしかないと述べた。



