愛知・名古屋アジア大会準備本格化、開幕100日前で輸送リハや会場整備進む
愛知・名古屋アジア大会準備本格化、開幕100日前

2026年に愛知県と名古屋市で開催されるアジア大会とアジアパラ大会の開幕まで、いよいよ100日を切った。大会準備は本格化しており、輸送リハーサルや会場整備などが着々と進められている。

開閉会式の輸送リハーサルを実施

6月6日、名古屋市内で初めての開閉会式輸送リハーサルが行われた。選手宿泊施設など市内8カ所からバス30台で約800人を運び、本番さながらの予行演習を実施。組織委員会の式典第一課長は「ほぼ想定通りにできた」と胸をなで下ろしたが、9月19日の開会式に向けて気を引き締めている。

リハーサルは開会式と同じ土曜の午後に行われ、バスは各施設を5分おきに出発。約1時間でパロマ瑞穂スタジアムに到着し、周辺で渋滞は発生しなかった。しかし本番では選手・関係者が7千~8千人規模となるため、交通への影響が懸念されている。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

競技会場の整備も本格化

愛知県内を中心に53会場で43競技が行われる。新設のIGアリーナや大規模改修したパロマ瑞穂スタジアム以外は既存施設を活用し、仮設の観客席や運営スペースの整備が中心だ。会場設営はパリ五輪などにも携わったフランスのイベント企業「GLイベンツ」の日本法人が担当。組織委は同社と630億円の業務委託契約を結んでおり、担当者は「遅れなく準備を進めている」と話す。

経費節減のため選手村は設置せず、名古屋市内のホテルやクルーズ船を活用する。選手エントリーが始まっており、組織委は宿舎の割り振りを開始。ただし最大1万5千人を想定する選手団の総数が超過した場合、アジア・オリンピック評議会に抑制を要請する可能性もある。

チケット販売と警備の課題

東海3県の住民向け先行販売は好調で、3月末時点でアジアパラ大会を含め38万枚が売れ、開閉会式やバドミントンなど6競技は完売。しかし総販売枚数はアジア大会230万枚、パラ大会45万枚と多く、6月30日からの一般販売でいかに広くPRするかが課題だ。

警備面では中東情勢の不安定さからテロ警戒が重要。国交のない北朝鮮が200人超の選手団派遣を希望していることも懸念材料だ。地元側は警備強化のための追加国費支援を求めているが、既に136億円を投じる国が応じるかは不透明である。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ