日銀、追加利上げを決定 政策金利0.75%に引き上げ
日銀、追加利上げ決定 政策金利0.75%に

日銀が追加利上げを決定、政策金利0.75%に

日本銀行は2日、金融政策決定会合を開き、政策金利である無担保コールレート(翌日物)の誘導目標を従来の0.5%から0.75%へ引き上げる追加利上げを決定した。賃金上昇を伴う形で物価が安定して上昇していることを受け、正常化をさらに進める狙いがある。

日銀の植田和男総裁は会合後の記者会見で、「経済・物価見通しはおおむね想定通りに推移しており、物価安定目標の実現に向けた確度は高まっている」と述べ、利上げの妥当性を強調した。

今回の利上げは、3月のマイナス金利解除に続くもので、市場では事前に広く予想されていた。日銀は、持続的な物価上昇と賃上げの好循環が確認できたとして、段階的な利上げを継続する方針を示している。

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利上げに伴い、日銀は長期金利の変動幅を従来の±0.5%から±0.75%に拡大する方針も示した。これにより、長期金利はより市場実勢を反映した水準で推移することが期待される。

また、日銀は国債買い入れ額についても、従来の月額約6兆円から5兆円程度に減額する計画を発表した。これは、市場への影響を考慮しながら、緩和縮小を進める意図があるとみられる。

市場関係者からは、「日銀の正常化路線は予想通りだが、今後の利上げペースや出口戦略の詳細に注目が集まる」との声が聞かれた。一方、住宅ローンなどの変動金利に影響を与える可能性があり、家計への負担増を懸念する意見もある。

日銀は今後も、経済・物価情勢を踏まえながら、適切な金融政策運営を行う方針で、市場の動向を注視する構えだ。

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