アシックスは10日、グローバルブランド「オニツカタイガー」の事業を分社化すると正式に発表した。このブランドは海外で絶大な人気を誇り、現在約160カ国で約190の直営店を運営している。シューズに限らない総合ファッションブランドとして、世界市場でのさらなる成長を目指す。
分社化の詳細と新会社
分社化は2027年1月に実施され、新会社の名称は「OT GROUP」となる。ブランド名はアシックス創業者の鬼塚喜八郎氏に由来する。かつて一時休止していたが、2002年に復活。現在はシューズに加え、衣料品、バッグ、香水なども手がけ、2025年にはロンドンやパリにも旗艦店をオープンしている。
世界最大の旗艦店を新宿に
10日に行われたブランド戦略発表会では、2026年7月に東京・新宿に世界最大のグローバル旗艦店を開くことも明らかにされた。海外では同年7月に中国・上海、9月にイタリア・ミラノに出店。さらに2027年2月には米国市場に再進出し、ロサンゼルスに店舗を開業する計画だ。
新会社の社長に就任する庄田良二・オニツカタイガーカンパニー長は、「分社化によってスピード感を持って事業を展開できるようになるのが、これまでとの大きな違いだ。ブランド価値をいかに高められるかに集中したい」と意気込みを語った。



