JT社長、加熱式たばこ事業に大規模投資を宣言
日本たばこ産業(JT)の筒井岳彦社長(51歳)が、共同通信のインタビューに応じ、成長が著しい加熱式たばこ事業に関して、2028年までの3年間で計約8000億円を投資する計画を強調しました。この投資のうち、約8割を宣伝広告や販売促進活動に充て、市場シェアの拡大に向けた攻勢をかける考えを示しています。
紙巻きたばこからの資金転換と競争環境
JTは、従来の紙巻きたばこ事業で得た資金を、加熱式たばこ分野に積極的に振り向ける戦略を取っています。加熱式たばこ市場では、米国のフィリップモリスやブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)との競争が激化しており、JTの2025年末時点の国内シェアは15.7%で、2位に位置しています(JT調べ)。この状況を打破するため、大規模な投資による市場開拓が急務となっています。
主力商品「プルーム・オーラ」の好調な販売実績
JTが注力する商品は、2025年に発売された新機種「プルーム・オーラ」です。この製品は、味やデザインが高く評価され、2026年1月末時点で国内で約400万台を販売する好調な実績を上げています。この成功を基盤に、さらなる市場浸透を目指す方針です。
筒井社長は、投資を通じて加熱式たばこ事業の成長を加速させ、国内外での競争力を強化したい意向を表明しました。今後の動向が注目されます。