ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は、傘下の福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行の3行の取引先企業向けに、専用アプリを開発・提供するサービスを2027年度に開始すると発表した。この取り組みにより、新たな収益源の確保と取引先企業との関係強化を図る。
アプリの特徴と機能
提供するアプリは、ふくおかFG傘下銀行の公式アプリをベースに開発される。取引先企業のブランドを冠したカスタマイズが可能で、決済や借り入れ、ポイント受け取りなどの基本機能に加え、銀行口座と連携した目的別預金や融資、各企業独自のポイント提示なども実現できる。
ふくおかFGの公式アプリは、傘下3行だけでなく、沖縄銀行や佐賀銀行など外部の9行でも採用されており、累計ダウンロード数は380万を超えている。今回のサービスは、銀行サービスの機能を外部に提供する「BaaS(Banking as a Service)」の一環として位置づけられ、異業種への展開を視野に入れ、手数料収入などの増加を目指す。
今後の展望
ふくおかFGは、このサービスを通じて取引先企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援し、地域経済の活性化に貢献したい考えだ。また、アプリ利用データを分析することで、企業のニーズに合わせた金融サービスを提供し、さらなる収益機会を創出する計画である。



