農林水産省は30日、2026年産の政府備蓄米の買い入れ数量が、合計で17万トンに達したと発表した。14日に実施された1回目の買い入れでは、落札率は5.6%にとどまっていたが、今回の2回目の入札では82.6%に急増した。
2回目の入札で落札数量が大幅増
政府は昨年産の備蓄米の買い入れを中止しており、2年ぶりに再開した。予定数量20万7521トンに対し、1回目の落札数量は1万1710トンだったが、2回目は15万9722トンに急増。初回と合わせて計17万1432トンに達した。落札価格は非公表だが、初回の入札で価格の目安が業界に広まったことで、落札数量が増えたとみられる。
価格水準が業界に浸透
米穀データバンクによれば、調査企業のなかで1回目に落札した価格の上限は玄米60キロで2万500円だったという。今回はこの価格水準が一定程度受け入れられた形だ。買い入れ価格は、米価の方向性を示す指標として業者が値付けに活用するとされており、今後の店頭のコメ価格に影響する可能性がある。



