オタフクソース、中東情勢で業務用容器不足…一部商品の販売休止へ
オタフクソース、業務用商品の一部販売休止へ

お好み焼きソースなどで知られるオタフクソース(広島市西区)は、中東情勢の緊迫化に伴い、業務用商品の一部を販売休止すると発表した。原油由来のナフサを原料とする食品容器の供給が不安定になっているためだ。家庭用や飲食店向けの商品は容器を確保できており、影響はないとしている。

背景にある中東情勢の影響

中東地域からの原油調達の先行きが不透明な状況が続き、原油から精製されるナフサを加工して製造されるプラスチック容器の供給に支障が出ている。この問題は食品業界全体に波及しており、オタフクソースも例外ではない。

販売休止の対象商品

同社によると、4月に入り、業務用の20リットル容器の仕入れ先から「供給が確約できない」との連絡があった。これを受け、とんかつソースや焼き肉のたれなど、この容器を使用する商品の販売を当面見合わせる。これらの商品は主に食品工場向けに出荷されており、代替として小さな容器での販売を検討中だ。

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一方、家庭用や飲食店向けの300~500グラムの小容量商品や、主力のお好み焼きソースについては、容器の供給に問題はなく、通常通り販売を継続する。

今後の見通し

オタフクホールディングスの担当者は「販売休止する商品はごく一部で、一般の消費者への影響は限定的だと考えている」と説明する。また、対象商品の値上げは予定していないという。しかし、中東情勢の混乱が長期化すれば、対応に限界が生じる可能性もある。担当者は「混乱がいつまで続くかが心配だ」と懸念を示している。

同社は、代替容器の確保や供給ルートの多様化など、影響を最小限に抑えるための対策を進める方針だ。

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