【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は続落し、指標の米国産標準油種(WTI)の7月渡しが前日比2.50ドル安の1バレル=90.54ドルで取引を終えた。終値としては再び90ドル台となり、市場では供給回復への期待から売りが優勢となった。
売り注文が優勢に
米国とイランの間で戦闘終結への期待感が高まっていることが背景にある。ホルムズ海峡の通航が正常化すれば、中東からの原油供給が回復するとの観測が広がり、投資家の間で売り注文が優勢となった。同海峡は世界の原油輸送の約3分の1が通過する重要な航路であり、その安定化は供給不安の緩和につながるとみられている。
市場の反応
市場関係者は「地政学的リスクの後退が価格を押し下げている」と指摘する。一方で、需給バランスやOPECプラスの動向にも注目が集まっており、今後の値動きは予断を許さない。



