5日のニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均が反落し、前日比695.15ドル安の5万0866.78ドルで取引を終えた。人工知能(AI)関連などハイテク銘柄を中心に売りが広がり、ナスダック総合指数は4%を超える急落となった。高値圏にあるハイテク株の割高感が引き続き意識されれば、週明けの東京市場でも波乱含みの展開が予想される。
ダウ平均、最高値更新後に反落
ダウ平均は4日に終値の最高値を更新した反動で、割高感が意識された銘柄を中心に利益確定の売りが加速した。また、5月の米雇用統計が堅調だったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げへの警戒感が強まり、投資家心理を冷やした。
ナスダックは3日続落
ナスダック総合指数は3日続落し、1121.53ポイント安の2万5709.43となった。個別銘柄では、ITのIBMや半導体のエヌビディアの下落が目立った。一方、飲料のコカ・コーラは買われた。
週明けの東京市場では、この流れを受けてハイテク株を中心に売りが先行する可能性がある。市場関係者は、米国株の動向や為替相場の変動に注意を払いながら、慎重な姿勢を求められそうだ。(共同)



