財務省が8日に発表した4月の国際収支統計(速報)によると、海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支は3兆9078億円の黒字となりました。黒字の確保は15か月連続となります。
経常収支の内訳
経常収支の内訳をみると、貿易収支は黒字を計上し、サービス収支は赤字となったものの、第一次所得収支(投資収益など)が大きく黒字を寄与しました。特に、海外子会社からの配当や利子収入が堅調に推移したことが全体の黒字を押し上げました。
今後の見通し
専門家は、世界経済の不透明感が続く中でも、日本の対外純資産が大きいことから、当面は経常黒字基調が続くと予想しています。ただし、エネルギー価格の変動や為替相場の影響には注意が必要と指摘しています。
- 貿易収支:黒字
- サービス収支:赤字
- 第一次所得収支:大幅黒字
財務省は、この統計結果について「堅調な所得収支が経常黒字を支えている」とコメントしています。



