トランプ米大統領は5日、人工知能(AI)と国家安全保障に関する覚書に署名した。ホワイトハウスは、この覚書が米軍や情報機関の要員に「最先端かつ安全で信頼できるAIシステム」を提供する枠組みになると説明している。
AI技術の急速な進展と安全保障への影響
AI技術は、作戦能力の向上への活用が期待される一方で、自律型兵器などに用いられた場合、人間による制御が不可能になるという懸念も強まっている。今回の覚書は、こうした課題に対応するための措置と位置づけられる。
兵器自律性に関する指針の更新
覚書では、ヘグセス国防長官に対し、兵器の自律性に関する指針を90日以内に更新するよう指示した。これにより、AIを搭載した兵器システムの開発と運用に関する新たな基準が設けられる見通しだ。
米政府は、AI技術の軍事利用において、安全性と信頼性を確保しつつ、国際的な競争力を維持することを目指している。今回の覚書は、そのための重要な一歩とみなされている。



