円安進み一時1ドル=160円台、4月30日の介入以来の水準に
円安進み一時1ドル=160円台、4月30日以来

3日の東京外国為替市場で、対ドル円相場は円安が進み、一時1ドル=160円台をつけた。政府と日本銀行が為替介入を実施した4月30日以来、約1カ月ぶりの円安ドル高水準となった。米国とイスラエルの停戦交渉をめぐる不透明感から、避難先として基軸通貨のドルを買う「有事のドル買い」が進んでいる。

停戦交渉の不透明感がドル買いを誘発

ロイター通信は6月2日、イスラエルがレバノンでイスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻撃を続けていると報じた。ヒズボラはイランと関係が深い。トランプ米大統領は1日、「双方が攻撃しないことで合意した」とSNSに投稿していたが、実際には攻撃が継続しており、停戦交渉の先行きは不透明だ。

原油価格上昇も円売り圧力に

先行き不透明な中、原油価格の指標となる米国産WTI原油の先物価格も上昇。原油を輸入に頼る日本の貿易赤字が拡大するとの見方も、円売りドル買いにつながった。前回160円台をつけた局面では、政府・日銀が介入に踏み切ったが、今回も同様の措置が取られるか注目される。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

日経平均株価は3日、1000円超上昇し、取引時間中の最高値を更新。株式市場と為替市場の動きが対照的となっている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ