名古屋・栄にラグジュアリーモール「HAERA」が6月開業 シャネル国内最大級ブティックも登場
名古屋市中区栄に位置する新たな商業施設「HAERA(ハエラ)」が、2026年6月11日にグランドオープンを迎えることが正式に発表されました。この施設は「ラグジュアリーモール」をコンセプトに掲げ、高級感あふれる空間を提供します。総店舗数65店のうち、実に約6割に相当する40店舗が東海エリアでは初出店となることが大きな特徴です。
高級ブランドが集結する商業施設の詳細
HAERAは、現在建設が進められている複合高層ビル「ザ・ランドマーク名古屋栄」の地下2階から地上4階までを占める大規模な商業施設です。地下鉄栄駅に直結する利便性の高い立地を活かし、多くの来場者を見込んでいます。特に注目すべきは、地上1階に展開される高級ファッションブランドのラインナップです。
シャネルが国内最大級のブティックを出店するほか、カルティエ、エルメス、ルイ・ヴィトンといった世界的なラグジュアリーブランドも旗艦店として店舗を構えます。これにより、名古屋・栄エリアは国内有数の高級ショッピングスポットとしての地位を確立することが期待されています。
東海エリア初出店のユニークなブランドも多数
高級ブランドに加えて、HAERAでは個性的な専門店の出店も相次ぎます。レザーシューズや革小物を専門に扱う「スキマ」、動物由来の素材を一切使用しないエシカルファッションブランド「SAVE THE DUCK」など、東海エリアでは初めてとなる店舗が数多く並びます。これらの店舗は、従来の商業施設にはない独自性を打ち出し、多様な顧客層のニーズに応えることを目指しています。
施設を手がけるJ.フロントリテイリングをはじめとする4社は、3月17日に名古屋市内で記者会見を開催し、HAERAの詳細な概要を公表しました。J.フロントリテイリングの小野圭一社長は会見で、「名古屋・栄を世界中から人が集まる国際的な場所にしたいと考えています。HAERAはその核となる重要な施設です」と強調しました。
地域全体の活性化を目指す戦略的な連携
さらに小野社長は、同社が運営する近隣の商業施設である名古屋パルコや松坂屋名古屋店との連携にも言及しました。「HAERAだけでなく、栄エリア全体に新しい活気と魅力をもたらしたいと考えています。各施設が相互に補完し合うことで、より大きな集客効果を生み出せるでしょう」と述べ、地域経済の活性化への強い意欲を示しました。
同じく「ザ・ランドマーク名古屋栄」内には、全10スクリーンを備えた大型シネマコンプレックス「TOHOシネマズ名古屋栄」も入居し、HAERAと同じ6月11日に開業します。これにより、ショッピングだけでなく、エンターテインメントも充実した一日を過ごせる複合施設としての価値が高まることが予想されます。
名古屋・栄エリアでは、近年名鉄百貨店の閉店など商業環境の変化が続いていますが、HAERAの開業はそうした流れに新たな風を吹き込む可能性を秘めています。高級感と独自性を兼ね備えた商業施設として、地元住民だけでなく観光客や国内外の富裕層をも惹きつけることが期待されています。



