トランプ大統領が約7か国に護衛艦船派遣を要求、ホルムズ海峡の事実上封鎖で国際協力を呼びかけ
米国のトランプ大統領は15日、イランによる船舶攻撃が続くホルムズ海峡に向けて、約7か国に護衛の艦船を派遣するよう要求していることを明らかにしました。 大統領は記者団に対し、14日夜以降に複数の国に協力を要請したと説明し、前向きな反応もあれば、関与しないという回答もあったと語りました。
日本への艦船派遣に期待、政府は法的検討を急ぐ
トランプ氏は14日に自身のSNSで、多くの国々が米国と連携して軍艦を派遣することになると述べ、特に「中国、フランス、日本、韓国、英国などが艦船を派遣することを願う」と投稿していました。これに対し、日本政府は船舶の護衛に自衛隊を派遣することには否定的な姿勢を示していますが、法的に何が可能かを精査しながら対応を急いでいます。
米エネルギー省のクリス・ライト長官も15日、米ABCテレビのインタビューで、中国を筆頭に日本や韓国などアジア諸国がホルムズ海峡を経由してエネルギー供給を受けていると強調し、世界の広範な国々が連合を組むことが理にかなっていると主張しました。
中国への圧力強め、NATOにも協力要請
トランプ氏は中国に対して特に圧力を強めており、記者団に対し「中国も参加すべきだ」と語りました。さらに、今月31日から予定されている第2次政権初の訪中について、この問題を理由に延期する可能性を示唆しました。
また、北大西洋条約機構(NATO)に対しても協力を求め、否定的な反応ならNATOの将来にとって非常に悪いことになると警告しました。各国の役割としては、船舶の護衛だけでなく、海に敷設された機雷を除去する掃海艇の派遣も求める考えを示しています。
活動開始の時期については「少し時間がかかる」と述べ、国際的な調整が進められている状況を説明しました。ホルムズ海峡は中東の重要な海上交通路であり、その安全確保が国際社会の課題となっています。



