石油国家備蓄基地で原油引き渡し作業を公開
資源エネルギー庁は2日、鹿児島県の志布志国家石油備蓄基地において、元売り会社への原油引き渡し作業を報道陣に公開しました。これは1日から全国10カ所で順次進めている追加放出の一環であり、中東情勢の悪化に伴う石油調達の不安定性に対応する狙いがあります。
志布志基地での放出作業の詳細
志布志基地での放出は、2日午後2時15分に開始されました。洋上の荷役用桟橋に接岸した元売り会社の大型タンカーに配管を接続し、基地内の貯蔵タンクから原油を送り出す作業が行われました。
政府の放出計画の背景
政府は、イラン攻撃開始後の3月に第1弾の放出を実施しました。今月1日に開始した追加放出では、国内消費量の約20日分に相当する約580万キロリットルを対象とし、ENEOSをはじめとする元売り4社に総額約5400億円で売却されます。この措置は、中東情勢の緊迫化に伴う石油供給リスクを軽減することを目的としています。
今回の放出作業は、石油の安定供給を確保するための重要な施策として注目されています。資源エネルギー庁は、今後も状況に応じて適切な対応を取る方針です。



