ENEOS(エネオス)ホールディングスが所有する原油タンカー「エネオスエンデバー」が3日、鹿児島県の沖合に到着し、日本への帰還を果たしました。このタンカーは5月中旬にホルムズ海峡を通過しており、同海峡通過後に日本に戻ったケースとしては、出光興産の「出光丸」に続き2隻目となります。
輸送内容と到着地
「エネオスエンデバー」は、国内需要のほぼ1日分に相当する215万バレルの原油を中東から運びました。到着先は鹿児島県にあるENEOS喜入基地です。このタンカーはエネオスの関連会社が所有する全長約340メートルの大型船で、積載された原油はクウェート産とアラブ首長国連邦(UAE)産です。
ホルムズ海峡通過の詳細
国土交通省の発表によると、ホルムズ海峡を通過する際に通航料は支払われていません。船舶位置情報を提供するサイト「マリントラフィック」のデータでは、このタンカーは2月下旬にUAEを出発し、イラン攻撃が始まった後はペルシャ湾にとどまっていました。
現状と今後の見通し
石油連盟の情報によると、日本関連の原油タンカーは現在もペルシャ湾に7隻残っているとされています。今回の到着は、中東地域の緊張が続く中での重要な輸送成功例となりました。



