JAXA、再使用ロケット試験を14日に延期 悪天候予想で秋田県能代市で実施
JAXA、再使用ロケット試験を14日に延期 悪天候で

JAXA、再使用可能ロケットの飛行試験を14日に延期 悪天候予想で秋田県能代市で実施へ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月5日、再使用可能なロケットの開発に向けた小型実験機「RV-X」の飛行試験を、当初予定していた3月7日から3月14日に延期すると正式に発表しました。試験が行われる秋田県能代市周辺で悪天候が予想されることが、延期の主な理由です。

試験内容と国際共同開発への貢献

今回の試験では、全長約7.3メートルの実験機が高さ10メートルまで垂直に上昇した後、水平方向に移動し、着陸する一連の動作を実施します。この試験で得られるデータは、ドイツとフランスと共同で開発中であり、2026年度に新たな試験を予定している実験機「カリスト」の設計に直接反映される予定です。

次期基幹ロケットへの技術応用と将来展望

JAXAは、再使用技術を日本の次期基幹ロケットに積極的に取り入れ、人工衛星などの打ち上げコストを大幅に削減し、打ち上げ頻度を高めることを目指しています。これにより、宇宙産業の競争力強化と宇宙利用の拡大が期待されています。

今回の延期は、安全を最優先にした判断であり、試験の成功に向けた慎重な準備が進められています。秋田県能代市では、地元関係者と連携し、試験環境の整備が着実に進められている状況です。