カプコンは、デジタル技術を駆使して人気ゲームの世界を体感できる施設の展開に注力している。これは、同社のIP(知的財産)事業を強化する戦略の一環である。
大阪・阿倍野に新施設「CAPCOMIX あべのHoop店」
2026年3月、大阪市阿倍野区に約20種類の遊具が並ぶ娯楽施設「CAPCOMIX(カプコミクス) あべのHoop店」を開業した。施設内には、人気格闘ゲーム『ストリートファイター』の必殺技「昇龍拳」をモチーフにした遊具があり、ジャンプの高さを競うことができる。また、『モンスターハンター』のキャラクターに矢を当てるゲームも設置されている。遊具以外にも、最新ゲームを体験できるコーナーや関連グッズを販売する店舗も併設されている。
淡路島への体験型コンテンツ移設
2025年の大阪・関西万博で延べ10万人以上が訪れた体験型コンテンツ「モンスターハンター ブリッジ」は、2027年度をめどに兵庫県淡路市のテーマパーク「ニジゲンノモリ」に移設される予定だ。このコンテンツはシアター型で、360度に映像を投影する。拡張現実(AR)対応のゴーグル型端末を装着することで、火山や草原などの雄大な自然やモンスターとの触れ合いを楽しむことができる。
カプコンは、これらの施設を通じてゲームファンだけでなく幅広い層に体験価値を提供し、IPの魅力をさらに広げることを目指している。



