高野連、今春センバツでSNS誹謗中傷監視 275件削除
高野連、SNS誹謗中傷で275件削除 センバツ監視結果

日本高校野球連盟(高野連)は5日、今年春に開催された第98回選抜高校野球大会(3月19日~31日)の期間中、交流サイト(SNS)などで選手や監督、審判らに対する誹謗中傷に該当する可能性のある投稿が1096件確認されたと明らかにした。このうち、悪質と判断された713件についてはプラットフォーム運営会社に削除を要請し、275件が実際に削除された。

初の外部委託監視で成果

今春の選抜大会では、春夏の甲子園大会として初めて、民間企業に委託してX(旧ツイッター)とニュース配信サイト「ヤフーニュース」のコメント欄を常時監視する取り組みを実施。削除された投稿には「今日の主審はお粗末にも程がある」「監督が無能じゃ勝てないわ」といった内容が含まれていた。極めて悪質な投稿に対しては法的措置も検討されていたが、今回の大会では該当するケースはなかったという。

今後の大会運営に活用

日本高野連の井本亘事務局長は「どうすれば誹謗中傷を減らせるか、今後大会を運営する上での参考にしたい」と述べ、今回の監視結果を今後の対策に生かす考えを示した。高野連は、選手や関係者を守るため、継続的なモニタリングと適切な対応を進める方針だ。

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今回の取り組みは、SNS上の誹謗中傷が社会問題化する中、高校野球界が初めて本格的な対策に乗り出した点で注目される。今後、夏の甲子園大会でも同様の監視が行われる可能性がある。

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