大阪・道頓堀の観光名所であるグリコ看板付近の遊歩道「グリ下」で知り合った少女らに対し、医師の処方箋なしで睡眠導入剤などを譲り渡したとして、大阪府警は27日、無職の男(40歳、東大阪市)を医薬品医療機器法違反などの疑いで逮捕した。
無許可での医薬品譲渡
大阪府警察本部の発表によると、男は今年1月下旬、大阪市内のホテルの一室で、医薬品販売業の許可を持っていないにもかかわらず、中学生と高校生の少女2人に睡眠導入効果のある処方薬など計60錠を譲り渡した疑いが持たれている。男は「あげた薬は、私が診察を受けて処方された薬だ」などと供述しているという。
少女の保護と自宅捜索
事件は、男から薬を受け取った少女2人が、多量に薬を摂取したとみられる状態で保護されたことから発覚した。府警は今月27日に男の自宅を捜索し、約5000錠の薬を押収した。男は「グリ下」で「薬屋さん」と呼ばれていたという。
警察は、男が長期間にわたり複数の少女に薬を譲り渡していた可能性があるとみて、詳しい経緯を調べている。



