拉致被害早期解決求め横田早紀江さんらが木原担当相と面会、1125通のメッセージ手渡す
拉致被害早期解決求め横田早紀江さんらが木原担当相と面会

北朝鮮による拉致被害者の早期解決を求める声が、再び首相官邸に届けられた。拉致被害者・横田めぐみさんの母である横田早紀江さん(90)と、めぐみさんの近隣住民らで構成される支援団体「あさがおの会」のメンバーは8日、首相官邸において拉致問題担当相を務める木原稔官房長官と面会し、拉致問題の早期解決を強く訴えた。

1125通の願いを託して

面会の中で早紀江さんたちは、めぐみさんの家族写真を展示した写真展を訪れた人々から寄せられた、早期解決を願うメッセージ計1125通を木原氏に手渡した。これらのメッセージには、拉致被害者の一刻も早い帰国を願う国民の思いが込められている。

早紀江さんは「国民と一緒になって世界に訴え、被害者を取り返してほしい」と述べ、強い決意を示した。これに対し木原氏は「必ず私の担当相の代で解決したいという思いは、引き続き持ち続けている」と応じ、政府として拉致問題解決に全力を尽くす姿勢を改めて強調した。

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「あさがおの会」の活動に一区切り

「あさがおの会」は2005年から、めぐみさんの父・滋さん(2020年死去)が撮影した家族写真を中心とした写真展を朝日新聞社との共催で開催してきた。しかし、メンバーの高齢化に伴い維持管理が困難になったことから、展示会で使用されてきた写真パネルなど計214点を神奈川県に寄贈し、写真展の開催に一区切りをつけることを決めた。

支援団体の活動は今後も継続される見通しだが、写真展という形での発信は一旦幕を閉じることになる。今回の面会は、そうした節目のタイミングで行われたものであり、拉致問題の風化を防ぎ、早期解決への機運を高める重要な機会となった。

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