藤川監督、心の師・山口良治さん悼む「本当にすごい人だった」
藤川監督、心の師・山口良治さん悼む「本当にすごい人だった」

藤川監督、心の師・山口良治さんを追悼

阪神タイガースの藤川球児監督(45)が、5月29日に83歳で亡くなった京都市立伏見工業高(現・京都工学院高)ラグビー部元監督の山口良治さんを追悼した。5月30日のロッテ戦前、報道陣に「山口先生、亡くなりましたね……」と静かに語りかけ、その人柄と指導力への敬意を改めて示した。

山口さんは、同校ラグビー部を全国優勝に導き、その熱血指導がドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルとして知られる。平尾誠二さんや大八木淳史さんら多くの日本代表選手を輩出した名将だ。

たった一度の出会いが心に刻まれた

藤川監督と山口さんの接点は、約20年前の一度だけ。当時、若手投手だった藤川監督は、球団が招いた山口さんの講話を聞く機会があった。山口さんは素行に問題のある部員と向き合った経験を、涙ながらに熱く語ったという。

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藤川監督は「臨場感が違った。生徒に『おい!』と言っているのに、自分たちが注意された気がするほどだった」と振り返る。「本当にすごい人だった」と感銘を受けた藤川監督は、その時から山口さんを「心の師の一人」と敬うようになった。

指導者としての決意新たに

現在、指導者の道を歩む藤川監督は、「僕も野球界の後輩たちへ経験を伝えていかないといけない」と語る。山口さんの情熱を肌で感じた一人として、その教えを次世代に継承する決意を新たにした。偉大な先輩への思いを胸に、藤川監督はこれからも指導者としての歩みを続ける。

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