山梨県警察本部は、全国で初めて導入した社会人経験者を対象とする「飛び級」採用制度において、募集予定人数の約3人を大幅に上回る110人から応募があったことを明らかにした。この制度は、通常の「巡査」ではなく、一つ上の階級である「巡査部長」として採用するもので、応募倍率は約35倍に達した。
飛び級採用の背景と概要
この斬新な採用制度は、警察官のなり手不足を解消し、多様な人材を確保するために山梨県警が導入した。対象は民間企業などで5年以上の職務経験がある61歳以下の男女で、2026年4月9日から採用試験の募集が開始されていた。
応募状況の詳細
県警警務課によると、募集は5月29日に締め切られ、県内外から20歳代から60歳代までの男女110人が応募。応募者の経歴は公務員、自営業、会社員など多岐にわたる。今後、適性検査や面接、論文試験などを経て、秋ごろに合否が決定される見通しである。
今後の展望
次回の同様の採用試験については未定だが、同課は「今回の反響を踏まえて検討したい」とし、「県民の安心、安全を守るために優秀な人材を確保できるよう努める」とコメントしている。



