鶴見辰吾さん、朝倉義景役で福井ゆかりの地巡る「役者として幸せ」
鶴見辰吾さん、朝倉義景役で福井ゆかりの地巡る

鶴見辰吾さん、朝倉義景役で福井ゆかりの地を訪問

放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で戦国武将・朝倉義景を演じる俳優の鶴見辰吾さんが、2月16日に福井県内の義景ゆかりの地を訪れました。この訪問は、役作りの一環として行われ、鶴見さんは歴史的な場所を巡りながら、役柄への理解を深めました。

一乗谷朝倉氏遺跡博物館での学び

鶴見さんはまず、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(福井市)を訪問しました。ここでは、学芸員の詳細な解説に熱心に耳を傾けながら、一乗谷の城下町を再現した精巧なジオラマを見学しました。また、義景が足利義昭をもてなした接客座敷「会所」を復元した「朝倉館」も視察し、当時の雰囲気を体感しました。

博物館では、遺跡から出土した皿の失敗作も展示されており、鶴見さんは「面白いね」と笑顔を見せながら、「当時の人々が確かに生きていたぬくもりを感じる」と感慨深げに語りました。この発言は、歴史的な遺物を通じて、過去の生活に触れる喜びを表しています。

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朝倉氏の文化振興と笏谷石の井戸枠

朝倉氏は、越前の文化振興を家訓に掲げていたと伝えられています。博物館では、一乗谷の井戸枠が、当時一般的だった木製ではなく、笏谷石(しゃくだにいし)で木を再現した独特のデザインであったことを学芸員が解説しました。鶴見さんはこの説明に興味津々で、熱心に写真に収め、役作りの参考にしようとする姿勢が見られました。

鶴見さんは、「義景はこの土地(一乗谷)に強い誇りを持っていたのではないか。義景を演じられるのは役者として幸せ」と述べ、役柄への愛着と感謝の気持ちを明かしました。この言葉は、俳優として歴史的な人物を演じる喜びを端的に表しています。

大野市の墓所や東尋坊も巡る

訪問の後半では、鶴見さんは義景が自害したとされる大野市の墓所や、「朝倉始末記」に訪問の記録が残る東尋坊(坂井市)なども巡りました。これらの場所は、義景の最期や伝説に関連する重要な史跡であり、鶴見さんは役作りのために、その歴史的背景を直接学ぶ機会を得ました。

朝倉義景は、一乗谷を拠点に越前国を治めた朝倉家の最後の当主です。1570年の金ヶ崎の戦いでは織田信長を窮地に追い込む活躍を見せましたが、その後、敗れて自害しました。鶴見さんの今回の訪問は、こうした歴史的な人物の足跡をたどり、ドラマでの演技に活かすことを目的としています。

全体として、鶴見辰吾さんは福井県内のゆかりの地を丁寧に巡り、学芸員の解説を通じて朝倉義景の生涯や文化への貢献を深く理解しました。この経験は、大河ドラマ「豊臣兄弟!」での演技にさらなる深みをもたらすことが期待されます。

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