愛荘町出身の人気お笑いコンビ「ダイアン」の津田篤宏さん(50)の初の著書「津田日記」(新潮社)が、27日の50歳の誕生日に発売された。2025年の大活躍だった芸能活動やプライベートでの出来事、故郷への思いを綴った一冊。本に込めた思いを聞いた。
「長袖をください」が流行語ノミネート
昨年はテレビ番組「水曜日のダウンタウン」の人気企画「名探偵津田」が注目を集め、津田さんの発言「長袖をください」が新語・流行語大賞にノミネートされるなど大活躍の一年だった。
「芸人として、手応えを一番感じた年でしたね。東京に来て8年ぐらいですが、自分のキャラや周りとの関係がガチッとはまって、知ってもらえるようになったのかなと思います。やってることはずっと変わってないんですけど」と振り返る。
日記を書くきっかけは占い
日記を書き始めたきっかけは、2024年末の番組での占いだった。「運気を上げるものが手帳と言われて買いました。スケジュール欄に日記を書いてみようかなと思って」。日記を書くことで「振り返ると思い出せることもいっぱいあって良かった。読み返した時に『俺どんだけ二日酔いになってんねん』と思って、健康にも気を付けるようになりました。酒を控えるようになり、深酒したのは今年はまだ2回です。今も日記は続けています」と効果を実感している。
故郷・滋賀への思い
日記には滋賀についても登場する。1月には「米原はブルーになる駅だ」「なんであんなに何もない駅なんだろう。なにか作ろうよ」と記した。津田さんは「良い意味でね。ブルーというのは決して悪い言葉ではない。エモさでもあり『後悔』の感じもある。故郷の滋賀のためにもっと何かできたんじゃないかという後悔」と説明する。
11月には愛荘町の「名誉町民」に。「出身者としてこんな名誉なことはない。名を汚さぬように尽力します。僕はいつだって滋賀のためにいろいろやりたいんですけど、西澤(相方のユースケさん)が断ってんちゃうかな(笑)。滋賀が大好きですし、滋賀のためにと思いながら仕事しています」と熱く語る。
名誉町民としての活動
「今、注目されているうちに、皆さんの前でちょっとお話しするぐらいのことはしたいと思ってます。僕はやる気満々です。いつだってはせ参じますよ」と意気込む。県民からの期待については「いやいや、皆さんにとっては西川(貴教)さんの方が待ち望まれているでしょう。次の知事と言われてますから。三日月(大造)さんも危ういですよ(笑)」と冗談を交える。
滋賀のお笑いシーンについて
県内ではM-1グランプリで大津市出身の赤木裕さんのお笑いコンビ「たくろう」が優勝し、R-1グランプリでも同市出身の今井らいぱちさんが優勝。お笑いで滋賀を盛り上げることについては「今なら滋賀県の芸人だけでも、一番組できるのでは。昔、ある番組で『滋賀芸人』をテーマにトークしたけど、全然盛り上がらなかった。滋賀は真ん中に琵琶湖があって、それぞれの地域で文化が全然違うから。僕は湖東なので、湖西の方は全然知らない。でも、高島市の『川端(かばた)』の風景とか見てみたいな」と話す。県が北部振興を進めていることには「僕も湖北の発展には協力させていただきたい。具体的にはまだですが、言葉だけでも残させていただきます」と協力を約束した。
「僕は琵琶湖でできてる」
「滋賀県のことは1秒も忘れたことない、ほんとに。僕は琵琶湖でできてると思ってます。ホンモロコ、ふなずしも大好きです。滋賀にはならではの良さがある。きれいな湖、いろんな文化が入り交じっているところも魅力」と愛情を語る。県民に向けて「滋賀という土壌が産んだ人間はこうなったぞと。こんなに怒ってるんだぞと。こんなにゴルフ行ってるんだぞと。滋賀県に育てられたので、ぜひお手に取っていただきたい。ちょっとした暇つぶしでも、読んでいただけたらうれしいです」とメッセージを送った。



