TDK創業者・斎藤憲三の生涯を描く朗読劇がにかほ市で上演、地域の偉人に光
TDK創業者・斎藤憲三の朗読劇がにかほ市で上演 (04.04.2026)

TDK創業者・斎藤憲三の生涯を朗読劇で表現、にかほ市で感動の舞台

にかほ市出身で、昨年創業90周年を迎えた電子部品大手「TDK」の創業者・斎藤憲三(1898~1970年)の生涯をテーマにした朗読劇が4日、同市内で上演されました。この朗読劇は、斎藤の功績を地域で再評価し、次世代に伝えることを目的として企画され、多くの観客が集まりました。

磁性材料フェライトの工業化とTDKの創立

斎藤憲三は、磁性材料「フェライト」の工業化を目指し、1935年にTDKの前身となる東京電気化学工業を創立しました。彼は度重なる経営危機に直面しながらも、科学技術や産業の振興に尽力し、今日のTDKの礎を築きました。この朗読劇では、そんな斎藤の挑戦と困難を乗り越える姿が、演者たちの熱演によって鮮やかに描かれました。

地元出身の俳優たちによる熱演

朗読劇はTDKの主催で、由利本荘市出身の俳優・真坂雅さん(32歳)が代表を務める劇団「OKAMI企画」が企画・製作を担当しました。出演者には、秋田市出身の俳優・小麦さん、元ABS秋田放送アナウンサーの太田英梨花さんらも加わり、多彩なキャストが集結しました。演者たちは身振りや手振りを交えながら、斎藤の生涯を情感豊かに表現し、観客を引き込みました。

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大学生の成長を描く物語構成

朗読劇のストーリーは、将来への不安を抱えた大学生が、斎藤憲三について書かれた本を読み進めていくという設定です。演者たちは、斎藤が困難に直面しながらも挑戦を続ける様子を巧みに表現し、大学生がその姿に触れて勇気づけられ、成長していく過程を描きました。この物語は、現代の若者にも通じるメッセージを込め、観客に深い感動を与えました。

観客と一体となった舞台の成功

朗読劇を終えた真坂雅さんは、「観客の皆さんの反応と舞台が一つになって、素敵なものになった」と振り返りました。この上演は、地域の偉人を顕彰するだけでなく、コミュニティの結束を高める機会ともなり、にかほ市の文化活動として高い評価を得ています。今後も同様のイベントを通じて、斎藤憲三の遺産を継承していくことが期待されます。

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