パソナ館の心筋シートなど万博展示を淡路島に移設 新ミュージアム今秋公開へ
パソナ館の万博展示を淡路島に移設 新ミュージアム今秋公開

パソナ館の万博展示が淡路島に移設 新ミュージアムが今秋公開へ

人材サービス大手のパソナグループは4月3日、昨年の大阪・関西万博で出展したパビリオン「PASONA NATUREVERSE」の展示の大半を兵庫県の淡路島に移設し、新たなミュージアムを開設すると発表しました。同ミュージアムは今年秋の公開を目指しており、万博のレガシー(遺産)を継承しながら淡路島の新たな産業創出を図ります。

展示内容の詳細と移設計画

新ミュージアムは淡路市のリゾート地区である淡路夢舞台に建設され、4月中に着工する予定です。展示内容は万博で披露されたものの8割から9割を移設し、一部は改良を加えて公開されます。具体的には、万博で大きな反響を呼んだiPS細胞で作成した心筋シートや、アート作品「生命進化の樹」、海外や宇宙へのワープ体験ができる「未来を旅するきぼう船」などの展示が予定されています。

なお、iPS細胞を用いた「ミニ心臓」の展示については技術的な課題から難しいため、映像での紹介を検討中です。パビリオンの建物自体も2027年中に淡路島に移設され、別の目的で活用される計画です。さらに、万博のオランダ館の建物も引き取り、同年中に淡路島へ移すことが明らかになりました。

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地域活性化への取り組みと展望

パソナグループは既に淡路島でテーマパークや飲食店、宿泊施設などを運営しており、今回のミュージアム開設は地域経済のさらなる活性化を目指す一環です。同社の山本絹子副社長は「万博では215万人の方々にご来場いただきましたが、再び展示をご覧いただく機会を創出したいと考えています。万博のレガシーを残しつつ、淡路島に新たな産業を築いていきたい」と語りました。

このプロジェクトは、万博終了後の展示物の有効活用として注目されるとともに、観光資源の多様化を通じた地域振興にも寄与することが期待されています。パソナグループは、ミュージアムを核とした体験型施設として、年間を通じて多くの来訪者を呼び込むことを目指しています。

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