秋田市に新たな海鮮スポットが誕生、店主の情熱が光る海鮮丼
秋田市に昨年12月にオープンした海鮮食堂「さあべ」が、地元でじわじわと話題を集めています。看板メニューは、多種多様な季節の魚介類が豪快に盛り付けられた海鮮丼で、日替わりのみそ汁が付いてくるのが特徴です。
ゲーム会社から料理人へ、店主の異色の経歴
店主の伊藤邦人さん(39歳)は、ゲーム会社に3年間勤務した後、寿司店で13年間にわたり料理人として修業を積みました。「自分が本当に食べたいものを作りたい」という思いから一念発起して独立を決意。現在は一人で店を切り盛りしています。
伊藤さんは毎朝、市場に足を運び、こだわり抜いて魚を選んでいるといいます。酢飯には必ず秋田県産の「あきたこまち」を使用し、普通盛りは200グラム、無料で大盛りにも対応しています。
素材の魅力を最大限に引き出す10種のネタ
ある日の海鮮丼には、青森県八戸市から取り寄せたサバで作ったしめサバや、すだちをエサに育てられた徳島県産の寒ブリなど、10種類のネタが彩り豊かに並びました。新鮮な魚介類はつややかな色合いで、まるで宝石のように輝いています。
- ホタテや蒸しエビは肉厚で、素材本来の味を存分に楽しめる
- 脂の乗った寒ブリは、一口で満足感が得られる大きさにカット
- イクラのプチプチとした食感がアクセントとなり、全体の味わいに深みを加える
あら汁とともに、あっという間に完食できるほどの美味しさです。伊藤さんは「利益が少ないので、アルバイトを雇うことはまだ考えられない」と笑いながらも、コストパフォーマンスの良さをアピールしています。
地域に根ざした飲食店としての挑戦
海鮮食堂「さあべ」は、秋田市の飲食店シーンに新たな風を吹き込んでいます。店主の伊藤さんの情熱と、地元産の食材へのこだわりが、多くの客の支持を集めている理由でしょう。今後も、季節ごとに変化する海鮮丼を通じて、地域の食文化を発信し続けることが期待されます。



