姫路城入城料値上げで入場者17%減も収入は倍増、市長「想定より減り少ない」
姫路城入城料値上げで入場者17%減も収入倍増 (08.04.2026)

姫路城の入城料値上げで入場者数は減少も収入は大幅増加

兵庫県姫路市の清元秀泰市長は4月7日の定例記者会見において、世界文化遺産である姫路城の3月の入城者数に関する最新データを明らかにしました。同市では3月から市外から訪れる18歳以上の入城料を従来の1000円から2500円へと大幅に値上げしており、その影響が注目されていました。

入城者数は前年同期比17.2%減少

発表によりますと、3月の姫路城入城者数(18歳以上)は約14万人となり、前年同期と比較して17.2%の減少を示しました。この数値は、料金値上げによる影響を反映しているものと考えられます。清元市長は記者会見で「中国人観光客が大幅に減っているため、細かい分析は難しいが、想定していたよりも減り幅は少なかった」とコメントしています。

18歳未満は無料化で約1万8400人が入城

一方で、今回の制度変更により入城料が一律無料となった18歳未満の入城者数は約1万8400人となり、前年同期比で4.2%の微減にとどまりました。この年齢層への無料化政策が、家族連れの訪問を一定程度維持する効果をもたらした可能性が示唆されます。

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観光収入は前年から倍増の約2億7000万円

最も注目すべき点は、入城料値上げによる収入効果です。3月の姫路城関連収入は約2億7000万円に達し、前年同期の約1億3000万円から実に倍増という顕著な増加を記録しました。入城者数が減少したにもかかわらず、単価の大幅引き上げが収入増に直結した形となりました。

清元市長は「料金改定による影響を注視しながら、姫路城の持続可能な維持管理と観光価値の向上に努めていく」と述べ、今後の運営方針について言及しました。姫路市では、収入増加分を城の保存修復や観光施設の整備などに充てる計画であることも示唆されています。

今回のデータは、文化遺産の維持管理と観光客受け入れのバランスを考える上で貴重な事例となりそうです。価格改定後初めての月次データとして、今後の推移が注目されます。

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