栃木県鹿沼市は、東京都港区の複合施設「高輪ゲートウェイシティ」内に新たに設置した「東京サテライトオフィス」の開設記念式典を開催した。このオフィスは4月から既に稼働しており、「メイドイン鹿沼」のブランド発信や企業誘致の拠点として活用される。
オフィスの概要と目的
オフィスはJR高輪ゲートウェイ駅に直結するビジネス創造施設の4階に設置。大手企業、新興企業、自治体など約140団体が入居するフロアで、鹿沼市の占有スペースは約5平方メートル。共有スペースを活用したイベント開催や、入居企業・団体との交流が可能となっている。
市はこの拠点を、官公庁からの情報収集強化、ふるさと納税の拡充、移住・定住促進などにも活用する方針だ。
式典での市長の決意
福田富一知事ら約140人を招いた式典で、松井正一市長は「多様な方々との協働を通じて新たなメイドイン鹿沼を創出し、都市と地方の共存モデルを構築したい」と力強く述べた。
運営体制とコスト
市は営業力に優れた総合政策部の40代の係長級職員1人を常駐させ、週2~3日勤務の兼務職員と合わせた1.5人体制で運営する。年間の賃料や施設利用料などは約400万円。運用効果を検証し、ホームページで公表することで透明性の確保にも努める。
県内での位置づけ
県内自治体による東京オフィスの開設は今回で5例目。先行する栃木市がデータセンター誘致に成功するなど、効果を上げている事例もある。



