読売新聞「本よみうり堂」が2月22日朝刊で紹介する注目書籍を公開
読売新聞の書評コーナー「本よみうり堂」は、2026年2月22日(日曜)の朝刊で紹介する予定の書籍一覧を発表しました。今回のラインアップは、医学から歴史、経済、文化まで幅広い分野をカバーし、読者の知的探求心をくすぐる10冊が選ばれています。
多様な分野の書籍が勢揃い
紹介される書籍の中では、トム・アイルランド著『善良なウイルス 世にも数奇なファージ医療の歴史』(文芸春秋)が、細菌を駆除するウイルスであるファージを用いた医療の歴史を掘り下げ、医学の新たな可能性に光を当てています。また、斎藤真理子著『「なむ」の来歴』(イースト・プレス)は、日本語の語源に迫る言語学の探求書として注目を集めています。
歴史分野では、若狭徹著『馬と人の古代史』(角川選書)が、古代社会における馬と人間の関係を考察し、山極壽一序文、福井勝義著『集団とは何か – 人間が「集まる」意味を人類学から解き明かす』(河出書房新社)が、人類学的視点から集団行動の本質を探ります。さらに、森良和編著『エラスムス像の謎 古刹の伝貨狄像に秘められた壮大な歴史ロマン』(玉川大学出版部)は、美術史の謎を解き明かす興味深い内容です。
現代社会の課題にも焦点
経済や社会問題に関しては、佐藤泰裕著『経済学を手がかりに、都市と地方を論じてみよう』(有斐閣)が、都市と地方の格差問題を経済学的に分析し、常見陽平著『日本の就活』(岩波新書)が、日本の就職活動の実態と課題を詳細に解説しています。また、澤宮優著『かつてこの町に巨大遊廓があった』(忘羊社)は、地域の歴史を掘り起こすノンフィクション作品として評価されています。
文学や科学の分野では、嶋津輝著『カフェーの帰り道』(東京創元社)が小説作品を提供し、アイナ・ベスタール絵、ビクトル・サバテ文『食べた後どうなっているのか図鑑 動物の消化器の秘密』(日経ナショナルジオグラフィック社)が、動物の消化過程を図解で分かりやすく紹介しています。
読売新聞は、これらの書籍紹介を通じて、読者に多様な知識と視点を提供することを目指しています。なお、掲載予定の書籍は変更される可能性があるため、最新情報は朝刊で確認するよう呼びかけています。